コラム-整地作業の必要性 解体に関するお役立ちコラム ・解体工事でトラブルに発展しやすいポイント ・解体工事の種類 ・解体業者に確認すること ・解体工事前に必要な手続き ・アスベストの危険性 ・建物滅失登記に関する基礎知識 ・地中埋設物について ・整地作業の必要性 解体工事後の土地の状態 解体工事後はコンクリート塊、建築木材、鉄くず、石ころなど、様々な廃棄物が出てきます。解体工事後に整地作業を行わなければ、当然土地はきれいにはなりません。しかしながら整地作業は、解体業者の「美意識」の違いにより差が出てしまうため、残念ですがあまり仕上がりを気にしない解体業者は、ガラを残したまま終えてしまうようです。弊社は残存物の有無をお客様に確認していただきますので、小さなガラも残さないように丁寧な整地作業を行っています。 整地作業が及ぼすその後の影響 ガラが残る土地は表面がボコボコしているため、すぐに新築工事を進めることはできません。新築工事は基礎工事から始まりますので、土地がきれいな状態でないまま工事を進めてしまうと、基礎が傾く可能性があります。そのため、工務店やハウスメーカーでは、整地後の土地の状態を非常に気にします。整地が不十分だと判断された場合には、整地をやり直す必要が出てきて、人件費や作業費を請求されてしまい費用がかさむ場合があります。解体工事前は無料見積りサービスを利用し、解体工事後は整地状態までしっかりご確認ください。 整地作業の流れ 解体工事の最終工程で整地作業は行います。整地作業では地中に廃材やコンクリートなどが無いか確認し、ガラや石ころなどは人の手によってきれいに拾い集めます。何も無い状態を確認後に、重機を走行させて土地をならし、キャタピラ(重機の足の部分)で土地を踏み固めていきます。一般的な住宅などの解体は、この工程で完了ですが、長期間更地のままにする場合は、大雨などで土地が流れないようにシートまたは砂利などを敷きます。 ・周囲へ悪影響を与える空き家 ・産業廃棄物を知ろう