コラム-地中埋設物について 解体に関するお役立ちコラム ・解体工事でトラブルに発展しやすいポイント ・解体工事の種類 ・解体業者に確認すること ・解体工事前に必要な手続き ・アスベストの危険性 ・建物滅失登記に関する基礎知識 ・地中埋設物について どのような物が掘り出されるのか? 埋設管やガラ、防空壕といった地中埋設物について「滅多に出てこない物でしょ?」という、イメージを持たれている方は多いのではないでしょうか。表面上は整備されていたとしても、可能性が0というわけではありません。実際に解体工事の際は、実に様々な物が掘り出されているのです。 岩・瓦・ガラなど 解体工事を行う際に充分な敷地が無い場合や、廃材の搬出などで道路上に車を止める場合は道路使用許可申請手続きが必要です。一般的に所轄の警察署に、申請書と道路への駐車方法を記した図面を届け出ます。解体工事業者が事前に手続きを行いますが、契約内容に道路使用許可申請が無ければ確認することをおすすめします。 医療廃棄物 頻繁にあるわけではありませんが、稀に注射器などの医療廃棄物が掘り出されることがあります。未使用なら処分は簡単に行えますが、もし体液・血液が付着しているなど使用されている形跡がある場合は、医療廃棄物にあたります。医療廃棄物を処分するためには、特殊な手続きが必要です。このような物が出てきた場合は、まず役所に相談してみましょう。 過去に建っていた家屋の基礎 とても珍しいケースですが、過去に建っていた家屋の基礎部分が残っている場合があります。基本的に工事費用は、現時点で建っている建物のみを対象とした見積りが出されているはずです。そのため、過去に建っていた建物の基礎部分は工事の対象外となり、追加料金が発生する可能性があります。解体業者・建築業者としっかり相談するようにしましょう。 (地中埋設物のリスクを考える)確かに地中埋設物は頻繁に出てくる物ではありません。たとえ出てきたとしても、数万円程度の追加費用で済むケースが多いのです。しかし、感染性廃棄物や湧き水が出てしまうと多くの費用が掛かると考えていたほうがいいでしょう。トラブルを避けるためにも、解体工事を依頼する前は、担当者に事前相談をすることが大切です。弊社では無料見積りを行っていますので、気になる点がありましたらお気軽にご相談ください。 ・整地作業の必要性 ・周囲へ悪影響を与える空き家 ・産業廃棄物を知ろう